ABOUT US
古荘本店は創業147年を迎える企業です。
企業が存続する難しさを表す"企業存続率"は、1年で約60%、10年で約15%、30年で約2%、50年で約0.7%、そして100年で約0.03%と言われています。
なぜ、私たちが僅か0.03%の存在になることが出来たのか。
古荘本店の歴史を振り返ると、決して順風満帆な時代ばかりとは言えないでしょう。
記憶に新しいコロナ禍は勿論、世界大戦の戦禍、バブルの崩壊など、私たちだけではどうしようも出来ない様々な逆風が吹き荒れ、厳しい時代も多くありました。
しかし、それらの苦難の時にも企業として途絶えることなく、今日まで至ることができたのは、二つの寄り添いがあったからだと考えています。
一つ目はお客様に寄り添って従業員が信頼を積み上げ続けたこと。
二つ目は時代に寄り添って事業や提供するサービスの変化に挑み続けたこと。
その中でも、お客様と共に築いた信頼は”目には見えない糸”として、いかなる時代もお客様と私たちを強く繋ぐ存在でした。
私たちが創業以来扱ってきた衣服。
その衣服を作るために必要な布を織るためには、経糸(タテイト)、緯糸(ヨコイト)が必要となります。
この二つの糸が担う役割を、経糸は布の強度、緯糸は布の収縮性だとすると、
私たちがお客様と繋ぎ続ける信頼は経糸であり、挑戦し続ける変化は緯糸です。
私たちの願いは、これからもこの二つの糸をより強く大切に紡ぎ続けながら、
お客様と共に”未来”という名のまだ見ぬ色鮮やかな布を織っていくこと。
そのためには、これからも新しい糸を紡ぐ仲間、糸と糸を織る仲間が必要なのです。